2020年11月12日木曜日

御岳の家の造作











 御岳の家造ることに集中してしまって日々面白いことがあってもなかなかブログに上げるのを怠っておりました。

内部の工事もだいぶ進んできました。室内のほとんどは針葉樹合板を仕上げ材として貼っています。石膏ボードにクロスは嫌というお客様の要望でした。かといって無垢材を使うのはコストがかかる・・・。そこで比較安価に木質空間を表現できる針葉樹合板を使うことに。合板は木材を桂剥き(料理でいうところの)した薄いものを重ね合わせて圧着したのもなので合板でしかあり得ない木目が魅力的なところです。

しかし針葉樹合板は主な用途としては構造用や下地用なので仕上げで使うことは基本的に想定しておりません。最近はアウトドア系やナチュラル志向のショップでも使われているのをたまに見ますね。仕上げ材ではないので表面は荒っぽく、商品の印字があったりするので、全面サンダーで磨いてから貼るようにしています。なので材料は安価でも石膏ボードより断然施工時間はかかってしまいます。それでも貼り切るといい感じです。合板は丈夫で直接ビスが効くので、後で自分なりのカスタムにも向いています。DIY心のある方にはお勧めです。

そろそろゴールも見えてきました。気を抜く事なく全力を出しきりたいと思います!

岐阜の家さらに終盤

あまりに長かった家具類工事もついに終わりを迎え、現場にて取り付けも完了し、合わせて設備器具の取り付けも終わり、ほぼ完成に近づいてきました。というか先日完了検査及びフラット35検査も無事に終わったので住宅としては完成していることになります。 あとは最終チェックやクリーニングとなりま...