昨年末、造園業に従事する友人からツリークライミングという技術を使った樹木の管理の仕方があるということを教えてもらい、にわかではありますが非常に興味を持ちました。
重機が入れないようなところではこの技術者がよく活躍するようです。工房裏の雑木林もこの技術で管理できそうだと思ったのと、単純に雑木林の中での行動範囲がもっと立体的になりそうでワクワクしました。
自力で本を読んだり情報を得る中で、ちゃんとした知識を習ったほうが良いといことが分かり茨城にて講習を受けてきました。その名も「ベーシックアーボリスト トレーニング1・2」(BAT1・2)。アーボリスト とはツリークライミング技術を使って作業する人の総称のようなものです。講習自体は非常に有意義なものでした。理論はアメリカから日本訳されてきているもので、かなり完成された安全管理等、独学ではなかなか本質まで理解するのは困難なのものでした。僕以外の受講生は造園・林業従事の方々で真剣な質問が飛び交う中いささか恐縮な感じでしたが(僕も真剣です)、正直とても楽しかったです!
今回のアーボリスト トレーニングも序の口も序の口なのでまだまだ高度な技術へとステップアップもあります。
・アーボリスト (ツリークライミングを使って樹上作業する人)
・ツリークライミング(木登りレクリエーション)
ざっくりこんな区分けで、レクリエーションの分野としても非常に興味があり、今後色んな可能性を感じているところです。お客さまのお庭で手に負えなくなってしまった樹木のケアも少しづつできるようになったら良いなと思っております。