現在岐阜市にて順調に工事が進んでいます。
現場では基礎工事、工房では造作材の加工、製材所では構造材の打ち合わせが始まっています。
最近、有難い縁があり今までもつながりの強かった東白川村ですが、さらに繋がりができて東白川村製材組合に見学に行ってきました。
東白川村は森林管理に非常に力を入れていて、国際基準の品質管理認証FSCの材料が多くあります。山の70%は植林でそれらが流通することによって、山の樹木が循環し、山の環境も良くなり地場産業も成り立つということもあり、今回製材組合の工場長からのお話でより意識が高まりました。
元々は効率よく生産できる柱材のみを作っていた同製材組合ですが、現在は全ての構造材に対応するようにシフトしており、それによって今までなかなか流通させられなかった桧材を構造材として多く流通させることによって、山の環境、産業に寄与するという取り組みです。
というわけで今回の岐阜の家も構造材の梁類は杉で予定していましたが全て東濃桧を使えることになりました。
なんとも嬉しい変更です。