2019年5月21日火曜日

職業能力開発校



先週でひとまず僕が請け負っている訓練校での授業が一段落しました。
最後の実習は丁張り(正式には遣り方という)でした。建物の位置を決めるとともに基礎工事の形状を示す、実務では超重要な作業です。最近は基礎屋さんが自ら行うことが多いので大工自身が丁張りをやることは少なくなっているように思いますが、この地域では「丁張りは大工の仕事」みたいな感じになっています。
学校での実習なのであえてレーザーのような機器を使わず、水盛り缶(水を利用して水平を見ることのできる基本的な道具)を用いての基礎的な水平の出し方や大矩(大きな三角定規みたいなもの)を用いて直角を出したりしました。
人数も20人ほどいるので終始楽しく終わりましたが、元気もあって次世代の大工の存在に嬉しくなります。次は秋にまた受け持ちの授業があります。

0 件のコメント:

コメントを投稿

岐阜の家さらに終盤

あまりに長かった家具類工事もついに終わりを迎え、現場にて取り付けも完了し、合わせて設備器具の取り付けも終わり、ほぼ完成に近づいてきました。というか先日完了検査及びフラット35検査も無事に終わったので住宅としては完成していることになります。 あとは最終チェックやクリーニングとなりま...