すぐご近所の果樹園の精華園さんからお客さま用トイレの建て替え依頼です。既存のユニットトイレは和式であるため洋式に変えたいとの事でした。同じユニットトイレだと便器自体等にあまりバリエーションがなく結局一から建てることになりました。もちろん自由に作れるのでハイグレードなものも可能です。
重機が入れないようなところではこの技術者がよく活躍するようです。工房裏の雑木林もこの技術で管理できそうだと思ったのと、単純に雑木林の中での行動範囲がもっと立体的になりそうでワクワクしました。
自力で本を読んだり情報を得る中で、ちゃんとした知識を習ったほうが良いといことが分かり茨城にて講習を受けてきました。その名も「ベーシックアーボリスト トレーニング1・2」(BAT1・2)。アーボリスト とはツリークライミング技術を使って作業する人の総称のようなものです。講習自体は非常に有意義なものでした。理論はアメリカから日本訳されてきているもので、かなり完成された安全管理等、独学ではなかなか本質まで理解するのは困難なのものでした。僕以外の受講生は造園・林業従事の方々で真剣な質問が飛び交う中いささか恐縮な感じでしたが(僕も真剣です)、正直とても楽しかったです!
今回のアーボリスト トレーニングも序の口も序の口なのでまだまだ高度な技術へとステップアップもあります。
・アーボリスト (ツリークライミングを使って樹上作業する人)
・ツリークライミング(木登りレクリエーション)
ざっくりこんな区分けで、レクリエーションの分野としても非常に興味があり、今後色んな可能性を感じているところです。お客さまのお庭で手に負えなくなってしまった樹木のケアも少しづつできるようになったら良いなと思っております。
内部の工事もだいぶ進んできました。室内のほとんどは針葉樹合板を仕上げ材として貼っています。石膏ボードにクロスは嫌というお客様の要望でした。かといって無垢材を使うのはコストがかかる・・・。そこで比較安価に木質空間を表現できる針葉樹合板を使うことに。合板は木材を桂剥き(料理でいうところの)した薄いものを重ね合わせて圧着したのもなので合板でしかあり得ない木目が魅力的なところです。
しかし針葉樹合板は主な用途としては構造用や下地用なので仕上げで使うことは基本的に想定しておりません。最近はアウトドア系やナチュラル志向のショップでも使われているのをたまに見ますね。仕上げ材ではないので表面は荒っぽく、商品の印字があったりするので、全面サンダーで磨いてから貼るようにしています。なので材料は安価でも石膏ボードより断然施工時間はかかってしまいます。それでも貼り切るといい感じです。合板は丈夫で直接ビスが効くので、後で自分なりのカスタムにも向いています。DIY心のある方にはお勧めです。
そろそろゴールも見えてきました。気を抜く事なく全力を出しきりたいと思います!
ようやく外部がほぼほぼ出来上がってきました。木製の建具枠を造作、取り付けしたりするので外部を終えるだけでもそこそこ時間がかかってしまいます。今回は何と言っても全面桧貼り!お客様からの希望があって、敢えての全面です。ホントにこんなに使うのかという相当な量の桧の原板をプレーナー(電気カンナ)に通して板材に加工しましたが、それがほぼ無くなりました。一枚一枚重なり合わせて貼っていくので単純な面積の1.5倍ほどの材料を使うことになります。
やってることがラフで一歩間違えば素人仕事同然なので、貼り納めの出隅や入隅、窓周りは神経を使って妥協なく納めます。そういったディテールからどこか品が保てると信じてます。約4日間夢中になって貼ってしまいました。
これからは内部の造作!
現在小5の息子、海晴が夏休みに自分のテーブルを作りたいとスケッチブックに設計図を描いていました。 工房にある端材から必要な材料を集め、必要なサイズに成形してから一緒に作りました。 海晴の工作なので一緒じゃなくても良いわけですが、そしてよくある話かとも思いますが、手出ししないなんて...